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2004/11/27

第6回図書館総合展

 終了してしまってからの感想でなんなのだけれど、第6回図書館総合展(会期:2004年11月24日〜26日 会場:パシフィコ横浜)に、中日の25日に出かけてきた。
 まずは山中湖情報創造館のブースで熱い解説を聞き、噂の(?)DVDを購入。成果主義的な仕組みを導入している、とのことだけれども、説明してくれた方の生き生きぶりを見ても、某富士通とは大きく違う感じ。それにしても、日図協に図書館として認めてもらえない、というのはどういうことなのかなあ。指定管理者制度によって運営される公共図書館は、図書館法における図書館ではないという理屈? でも、公共図書館自体は私立だっていいはずなのに……???
 DVDは映像とナレーションで山中湖情報創造館の見学ツアー体験ができる、というもの。山中尋常高等小学校や、蒼生庵といった関連施設の情報もあり。さらにDVD-ROMとして開くと、行政側・NPO側の主要ドキュメントも見られる。指定管理者制度について関心のある向きは、必見……って、よく考えたらもう手に入らないのかな?
 その他はデータベース関連を中心に、各社のブースをうろうろ。お馴染のJapanKnowledgeなどに加えて、日外アソシエーツの「e-レファレンス/ツール」といった新顔も。レファレンス・ツール(辞書・辞典・目録類など調べもののための本)のWeb化の流れは、もう止まりそうもない。これからの図書館は館種を問わず、それを前提にして色々なことを組み立てないといけない、ということだろう。Oxford English Dictionary Onlineとか、洋もののツールは、既にWebが常識なわけだし。
 というわけで、新聞社系の戦前ものや、縮刷版CD-ROMは、検索データベースと画像イメージの組み合わせ、という意味では電子ジャーナルとまったく同じなわけだから、はやくWebに移行してほしいなあ、と思ったりもする。特に読売の明治から昭和にいたるまでの紙面をCD-ROM化したやつは、Web化すれば、海外でも展開できると思うけどなあ。これからは、一度電子化したら、パッケージの形ででコンテンツを売るモデルに頼らないほうがよいと思うのだけれど。まあ、その前に、テキスト系のデータベースだけでもとっとと自分とこで導入せいって話もあるか。自分のとこでは使ってないものばっかりなのに、何だかすっかり耳年増状態である。
 東京国際フォーラムから横浜に会場が移ったことで、人出はどうなのだろうと思っていたのだけれど、午後になると結構込み合っていた印象。土曜日が入らないという日程なので、一般の人はちょっと来場しにくくなったけれども、地方から出張で来る人にとっては、じっくりと情報集めができる場になったかもしれない。
 あと、図書館業務のアウト・ソーシングや人材派遣系の企業・団体の出展が目立っていたのが、印象的だったかな。
 時間がなくてあまりチェックできなかったけれど、RFID関連の出展も多少あり。その辺のテクノロジー系の話は、ASCII24の記事(第1回第2回第3回第4回)を参照のこと。
 それと、ポスターはあっても、垂れ幕とか横断幕とか人目を引く仕掛けが駅からのルートの途中になかったのは、ちょっと寂しかったなあ。業界人向け、と割り切っているからかもしれないけど。
 午後はフォーラムを聞いていたのだけれど、その話はまた別途。

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