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2007/11/15

文房具を楽しく使う ノート・手帳篇

 近所の図書館で、和田哲哉『文房具を楽しく使う ノート・手帳篇』早川書房, 2004.を見かけたので、借りてきてパラパラと眺めてみる。
 基本的には、洋モノ(ロディアとかクオバディスとか)を中心にして、各製品の特徴、ラインナップを紹介する、という部分が主のなのだけれど(あ、でもツバメノートもあり)、面白かったのは、ノート・手帳の使用方法。
 複数のノートをそれぞれの特徴に合わせて使い分けるといえば当り前のようだけれど、その際、ノートとノートの関係を明確に意識することで、フローの情報とストックする情報(さらにその間を適宜の段階で分けたり)を、区分けしていく、という発想がなるほど、という感じ。ノート間を移動していくことで、自然と情報やアイデアが整理されていく、というわけだ。
 あと、PDAやパソコンの使用を排除しているわけではなく、それもまた一種のノートと捉えればよい、というのは、ちょっと逆転の発想ではなかろうか。
 まあ、とかなんとかいっても、正直、私はワープロで文章を書くことが体に染みつきすぎていて、手書きで漢字が書けないので、ノートや手帳を全然使えないのだけれど(ひらがなカタカナばかりになって、後で見返すといたたまれない代物になってしまう)。
 というわけで、紙のノートよりももうちょっと使いやすい、ある程度長文も書けるPDAがほしいと思ってしまう。今使っているw-zero3[es]もなあ……。理想は、PalmOS(でなくてもいいけど、とにかくアプリがサクサク切り替えて使えてほしい)で動いて、ブラインドタッチのできる大きさのキーボードが付いた(OASYS Pocketが限界。親指シフト希望)ものがあれば理想なんだけど、まあ、現状ではそんな製品はありえないか。
 というあたりを考えて本書を見ると、デジタルものよりも、紙のノート類の方が、多様な選択肢が維持されているような気がする。まあ、ノートでも、常に同じ製品が維持されるわけではないんだろうけど、技術の「進歩」とやらに振り回されずに済む分、まだましなのではなかろうか。とはいえ、今さら漢字の書き方を勉強する気にもなれないし。どうしたものやら。

(2007/11/21 タイトルの頭の「文」が落ちていたのを修正しました。roeさん、ご指摘感謝。)

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コメント

おひさしぶりです。
タイトルは「房具を楽しく使う ノート・手帳篇」でよいのでしょうか。頭疲れてるかな。
誰も指摘しないのも、気になってしまいました。

あれ、本当だ。
「文房具」です。修正しときます。

oba様、はじまして、こんにちは。
文房具を楽しく使うの作者、和田哲哉です。
このたびは拙著を取り上げていただきありがとうございました。
仕事がひと段落し、Webを徘徊してoba様のエントリーを発見してしまいました。いままでずっと読者様のブログにコメントした事は無かったのですが、今日はお声掛けさせてください。
執筆から3年ほどが経過し、当時の商品情報は古くなってしまったものの、私が一番お伝えしたかった本書のキモとなる部分を読み取っていただき、たいへんうれしい気持ちでおります。
今後も手帳やノート(ときに電子ツール)の使いかたを探ってまいります。どうぞよろしくお願いします。
私もずっと親指シフターでした。OASYS POCKETが懐かしい。現在はMacintohユーザーになってしまいましたが。
それでは、失礼いたします。

和田様。コメントありがとうございました。
私も今はMacユーザーです(親指化してますが)。
ステーショナリープログラム、時々チェックさせていただきます。

今後ともよろしくお願いします。
親指化Mac、自分も調べてみます。

最近では、mixiの「Macで親指シフト」コミュニティが一番情報が集まっているようです。
手前みそですが、
http://tsysoba.txt-nifty.com/booklog/2006/09/mactesla_1eff.html
も多少は参考になるかもしれません。

ご紹介のページを拝読しました。
一気に視野が広がりました。

自分のMacBookはUS配列なので、外付けキーボード+OyayubiDriverの方向性、、。でも現在キーボード完売でした。泣。

ありがとうございました。

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