MOE 美少年特集
MOE(白泉社)2004年2月号の特集「人気美少年大図鑑 少女マンガVS少年マンガ」を(今ごろ)ぱらぱらと見る。
特集の中心になっているのは、萩尾望都と清水玲子の対談。萩尾望都の、
うん。自由に描けるというのはすごくありますよね。女の子でここまで描くと嫌がられるんじゃないかとか、自分が女性だから自己規制をしてしまうところがあって、そういうことから全部自由になれるところ、そう、性別が無い感じで少年を描くことが自分にマッチしたのかもしれない。
という発言が興味深い。でも、後半は大煩悩大会に……。
特集全体としては、漫画史への目配りが当然のようになされている(その筋の人には不十分な内容かもしれないが)のが、なんとなく感慨深い。まあ、1980年代すら歴史になりつつあるのだから、当たり前のことなのか。
それにしても、アニメーション特集(全然関係ないが、十兵衛ちゃん2にノルシュテインが出ているのにはひっくり返ってしまった)とか、もはや何の雑誌なんだかわけがわからないなあ。
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