STSバブル?
STS(科学技術社会論)の研究者である平川秀幸さんのblog、What's New & Occasional Diaryに、「平成15年度「科学技術白書」〜思えば遠くへ来たもんだ」なるエントリーが(ついででなんですが、トラックバック、ありがとうごさいました)。
STSという学問(であり、一つの運動でもあるのかな?)が日本に根付いて、政府機関の公式な見解の中にその成果が(部分的なのかもしれないけれど)取り入れられるようになった現在までの経緯を、簡潔に回顧したもの。一日前のエントリー、「市民参加型TAワークショップ」と併せて読むと、STSの手法や考え方が様々な場面に応用されつつある様子がうかがえて、なるほどこうなってきているんだ、と思わず納得。
「STSバブル」という言い方がSTS関係者の仲間内で語られていたりする、という話が紹介されているのだけれど、それだけ急激に必要性が認められてきた、ということなのでは。
こうなってくると、図書館にもやれること、やるべきことがあるような気がしてくるのだけれど、今一つ具体的な方策がつかめないなあ。うーむ。
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