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2005/01/09

HANGA 東西交流の波 & ドイツ・ネーデルラントの近世版画

 昨日は、東京芸術大学大学美術館へ。お目当ては「HANGA 東西交流の波」展(会期:2004年11月13日〜2005年1月16日)。
 大まかには時代順展示になっている、という意味では、そんなに大胆な展示には思えないかもしれないけれど、同時代の東西の作品を一挙に並べて、同時代と相互影響という括りで見せてしまう、というのは、実は結構大胆な構成だと思う。
 展示されている個々の作品については、「はろるど・わーど」のエントリー「芸大美術館 「HANGA 東西交流の波」展」や、「キオクのキロク」のエントリー「HANGA東西交流の波」などを見ていただいたほうがよいかと。(未来検索Livedoorで検索しました)
 19世紀から現代まで、多彩な作家の、多様な形態の作品を、俯瞰的に見られる、という、考えてみるとすごい展示だったような。よく集めたなあ。
 あと、ツマが感心していたのだけれど、デモンストレーションや版画の製作方法の解説ビデオに、学生を動員、というのは、大学美術館としての特性を生かしていて、なかなか面白い試みではなかろうか。
 同時開催の「ドイツ・ネーデルラントの近世版画 —マクシミリアン1世の時代を中心に—」(会期:2004年11月13日〜2005年1月16日)は、16世紀ドイツで活躍した神聖ローマ皇帝、マクシミリアン1世が自分の生涯を描かせた、自己顕示欲全開、といった作品群が妙に楽しい。自己宣伝の激しい王様だったんだなあ、と言ったら、一緒に見ていたツマが、当時の王様なんてみんなそうだって、とのこと。この時代、音楽でも、王様達はみんな自分を讚える曲を作らせていたんだそうな。なるほどなあ。

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コメント

はじめまして、はろるど・わーどです。
トラックバックありがとうございました。

ドイツ・ネーデルラントの近世版画展、
私も楽しかったです。
デューラーの見応えがある作品も良かったですし、
「白王伝」の方はおっしゃる通り、
自己顕示欲の固まりみたいな感じでした。
思わずにやっと笑ってしまうような面白さがあったと思います。

はじめまして。

一見、地味ですが、なかなか充実した
展覧会だと思いました。

TBさせていただきます。
よろしければ見にいらしてください。

 はろるど・わーどさん、こんにちは。
 自分で、展示作品の概要を書くのをさぼって、参照してしまいました(すみません)。
 「白王伝」(「白王」はマクシミリアン1世のこと)は、妙におかしい(というか、楽しい?)ですよね。きっと、当時は、おそろしく金がかかったんだと思いますが……。

 トラックバックをいただいた、lysanderさんのblog「徒然と(美術と本と映画好き...)」のエントリー、

HANGA 東西交流の波(東京藝術大学大学美術館)
http://blog.goo.ne.jp/lysander/e/096312c196f4b4c362de4344a743af99

も、参考になります。
 感想は、そちらのコメント欄で(しまった! gooブログは、コメントにタイトルが入るのか! 入れるの忘れた……)

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