満鉄マルクス主義とアジア
小林英夫・福井紳一・石井知章・盛田良治「満鉄マルクス主義とアジア 小林英夫・福井紳一編『満鉄調査部事件の真相』をめぐって(前半)」『情況』第3期6巻7号(2005年8/9月)p.24-45. なる座談会記事あり。
やっぱりよく分からない、という部分と、それでも流れとしてはこうだろう、という部分が錯綜する内容。本体では突っ込んで書ききれなかった部分を、補足するという感じか。
実は東条英機が、満鉄調査部事件や同時期の企画院事件、ゾルゲ事件などの摘発に向けての動きの裏にいたのではないか、という指摘になんとなく納得。なるほどなあ。
まあ、話の流れからして当然だけど、満鉄図書館については特に記述なし。
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