雑録
あー、年末から風邪を引いて更新する気力が……。ぼちぼちやっていきますので、今年もよろしくお願いいたします。
で、今回は、とりあえずメモ的に。というか、アリバイ作りだなあ。
・林みかせ『青色図書館』(白泉社花とゆめコミックス, 2005)
私立の公共図書館が舞台という異色作なのだけれど、図書館関係者の間では特に話題になっていないような(私が知らないだけか?)。
最近、白泉社で増えてきた(ような気がする)仕事モノ、といってしまえばそれまでかもしれないけれど、食べ物系ではないのと、本の書き手の話も絡めているところがいい感じ。あと、本好きの描き方がいいですな。
実はもっとダークな話の方が得意なのかもしれないけれど、明るめにまとめているところがまた高感度高し。
・麻生みこと『GO!ヒロミGO! 7』(白泉社花とゆめコミックス, 2006)
暴走気味の東大生(女子)モノなんて、他に描けるやつぁおるまい。俯瞰・アオリも自由自在の構図のマジックを堪能。
「EPISODE XXXVII」は、主人公(文II)が物理学の面白さ(?)に気がつく話だったりするし、「EPISODE XL」はシステム系の学生起業の話だったりするので、『理系白書』関連の問題に関心のある向きにもお進めかと。
この前に出た、連作短編集『ことのは』(白泉社花とゆめコミックス, 2005)も佳作。こっちは演劇部ものに憤死。
・内田樹『他者と死者 ラカンによるレヴィナス』(海鳥社, 2004)
分からん。
分からないように書かれたことを、より分かりやすく書いているという話ではあるのだけれど、やっぱり分からない。でも、分からないこと自体に意味がある、という趣旨の話だったような気がするからまあいいか。
他のエッセイ集と同じノリで読もうとすると挫折するので注意。
・『ユリイカ』2005年10月号(37巻11号)「特集・攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」
今更なにを、という気もするけれど、一応。
監督の語りに思いっきり焦点を当てた編集に、ちょっと意表を突かれた。公式サイトとか、スタッフに関する情報、ほとんどなかった(見つけられないだけ?)りするのに。
が、もっと意表をつかれたのが、何故かエウレカセブンを引き合いに出す文章が、いくつか(2か3?)あったこと。それはどうか。
あと、関係ないけど、何故ユリイカは富野カントクをとりあげないのだろう。なんとなく、そっちのほうが気になってしまった。


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